三江線遠征②
廃線間近ということもあり、車両には多くの人がいて満員電車状態でしたが、早く待っていたおかげですぐに座れました。
列車は江の川を縫うようにゆっくり走っていきます。
沿線の景色は水田と疎らな人家、江の川というまさに田舎そのものでした。
途中の浜原駅
ここから始発が設定されている列車もあるのでそれなりに駅前は栄えているのかと思いきや、何もありませんでした…。
口羽駅で列車すれ違いの為、15分間停車
駅舎は古いもので中は様々な展示がありまし
た。
近くには三江線全通の碑もありました。
これが三江線に使われていたキハ120です。
車両長が短いのでバスのような見た目です。
あまり評判の良い車両ではありません。
口羽駅を出てさらに進むと天空の駅として知られる宇都井駅に着きました。
ここではたくさんの乗客が乗り降りしていました。
18:59 三次駅 着
三江線だけで4時間近くかかってしまいました。所要時間が極端に長いのも三江線の特徴です。
この後、芸備線に乗り換え広島駅まで行きました。
(全て寝てしまいました…)
20:56 広島駅 着
13時間近く列車に乗っていて非常に疲れた
一日でした。ですが、三江線全線完乗ができたという達成感を得られました。
思い切って行って良かったと思います。
※三江線は2018年4月1日に全線廃止されてしまいました。廃止はやむを得ないですがこのような風情ある路線が廃止になるのは寂しく感じます。43年間お疲れ様でした。
これで三江線遠征は終了です。
ではまた
三江線遠征①
この駅は北九州市の中心駅であり、鹿児島本線、日豊本線、山陽本線、山陽新幹線が乗り入れているターミナル駅です。
8:01 下関駅 着
この駅は本州最西端の駅でJR西日本の管轄であり、駅名標もJR西日本のものです。
(この後ですが時間の都合上、新下関から新山口まで新幹線でワープしました)
8:50 新山口駅 着
この駅は山陽新幹線、山口線、山陽本線、宇部線が乗り入れている駅で重要な駅です。
在来線のホームにはキハ47が多くいました。
このキハ47ですが、半自動ドアであり、このボタンを押さないとドアは開きません。
初めて利用する人は最初は戸惑うと思います。
山口線は全体的に山間部を走る路線で、 途中には山陰の小京都と呼ばれる津和野があります。
11:50 益田駅 着
この駅は島根西部の玄関駅です。しかし、駅前には特に何もなくあまり印象に残っていません。(写真もありません)
ここからようやく山陰本線です。
13:38 江津駅 着
この駅は今回の目的である三江線の起点の駅です。起点に到着するまで自宅から9時間近くかかりました。(この時点でかなり疲れています)
駅構内には三江線のポスターがあり、思わず写真を撮ってしまいました。
三江線の時刻表です。
全線を乗り通せるのは僅かに5往復しかありません。廃線になるのも頷けます。
ここで昼休憩をとりました。
次回はいよいよ三江線です!